複数のドローンによる時系列データ収集を行う機体の開発

ドローン・ロボット分野の筑波大学発ベンチャー『株式会社revot』との研究開発

複数のドローンによる時系列データ収集を行う機体（機体の状態のテレメトリ、同時撮影カメラシステム、協調飛行制御プログラム等）及び取得画像から高精細 3D 画像を得る超解像フィルタリング技術の開発に、ドローン・ロボット分野の筑波大学発ベンチャー『株式会社revot』と取り組みました。同社は、近未来技術等社会実装事業のコンサルティング業務を委託しているドリームサイエンスホールディングス株式会社との繋がりで、この実験と開発の場として更別村を選んでいただきました。

膨大な画像データの収集と 3D 再構成を日常的に行うのは非常に煩雑な作業であるため、本研究ではこれらをクラウドサービスで簡単に行えるようにすることを目指しています。本年度は最終的に必要となるデータ量、処理速度等を見積もり、要求仕様の検討とシステム設計を行いました。

これに基づく予備実験では、近距離で撮影した画像から十分な精度で 3 次元データ（点群）の再構成が可能であり、生育途中の植物の形状を把握できることを確認しています。